2012年2月6日

「週末のスポーツから」

週末、色々とスポーツがありました。昨日の夜は、寝不足の人もいるんじゃないですか。男子のサッカーのオリンピック予選では、シリアに土壇場で1点獲られてC組2位となり、オリンピックへの道がかなり厳しくなってしまいました。

私は昨日、初めて国技館の大相撲トーナメントを見に行ってきました。白鵬が優勝しました。白鵬は、「なにしろ、お客さんに喜んでもらうような相撲を取りたい」と言っていて、本当にその通りの大技続出の優勝になりました。8800人入った国技館が大喜び。

まず、3回戦で隆の山と当たって、勝った技が「つかみ投げ」という技でした。98キロという一番軽いお相撲さんを相手に、「そこまでやらなくても良いじゃない!」という大技!

続いて、4回戦で妙義龍。これは「呼び戻し」という非常に珍しい技。

上手投げで稀勢の里を破った準決勝の後、いよいよ決勝は、豪栄道。一瞬、「白鵬、危ない!危ない!」という状況の後、「掛け投げ」という大技が炸裂しました。

白鵬が優勝インタビューで、「初場所は、ヨーロッパ勢の大きな力士たちに負けてしまい、賜杯を持って行かれてしまいました。大阪場所は、我々アジア勢が頑張らないといけません」と言っていました。僕らは、「日本対外国勢」という構図で見ていすが、白鵬は「アジア対ヨーロッパ」という見方をしているんです。そういう見方も確かだなと思いました。白鵬は「大相撲がどうやったら盛り上がるか?」ということをよく考えています。本当に、日本人のお相撲さんだと思っても良いんじゃないかと思いました。

でも、すごかったでしょ。隆の山98キロが、もろに叩きつけられました。彼は、入幕してこれまで、横綱と対戦したことがありませんでした。「横綱と当たれば良いな」と思っていたそうです。出稽古では対戦したことがあったそうですが、「やはり、本番は全然違いました」という感想を述べていました。「とにかく、大技でお客さんに喜んでもらいたい」という横綱の気持ちが出ていて、本当に楽しい大相撲トーナメントでした。ガチンコで250万円が懸かっていますから、みんな、必死でやっていました。楽しかったです。

参考資料:日刊スポーツ:日本1−2シリアに敗れる

サンケイスポーツ:白鵬、珍技大技V/大相撲トーナメント

2012年2月3日

「広告」

今日は、2つのコラムをご紹介したいと思います。ます最初は、出版社の老舗・岩波書店が、「来年度の入社試験は、縁故者でなければ試験が受けられません」とズパッと行きました。採用条件に「コネのある人」と、堂々と「縁故採用」宣言。

「岩波書店から出版している作家の紹介か、岩波書店の社員の紹介がなければ試験は受けられません」ということです。これは、色々と物議を醸しております。岩波書店にしてみれば、「最近は出版業界の不況もあって、採用試験にそんなにお金も時間もかけられない」ということなんでしょう。縁故者の場合は身元もしっかりしていて、それだけ調査をしたりする手間も省けるんでしょうから。昔から、コネというのは、入社試験ではよく聞きますけどね。

ですから、「岩波書店の出版物がとても好きだ。若い時からこの会社に入りたかった。ただ、コネはありません」という人は、「すみません。コネを作って下さい。探してください」ということらしいです。こうなったら、岩波書店の前で待ってますかね(笑)。

それと、これはアメリカの話なんですが、ロサンゼルス郡の地方裁判所の裁判で、女性が日本の自動車メーカー・ホンダを訴えました。

「広告で謳っている燃費よりも、燃費効率が悪い。今まで払った分、1万ドルを返してくれ!」という訴えでした。裁判所がその訴えを認めました。この方が買ったのは、2006年製のホンダのシビックハイブリッド(HV)です。

広告では、「リッター当たり21キロ走りますよ」と宣伝していたのに、「実際には、13キロ以上は出ていない」と訴えています。そして、裁判所は、「これは、誇大広告になる」と判断しました。「よほど注意深く走らないと21キロにはならないでしょう」ということで、ほぼ1万ドル近い、日本円にして75万円の損害賠償を認めました。

メーカー側は、「高速道路でゆっくり走って、ある程度スピードに乗って走り燃費効率を良くすればリッター当たり21キロ走る」といった、一番良い条件で走った時の数値を宣伝に使う可能性があるわけじゃないですか。メーカー側としては当然不満でしょうから、「納得できない。上訴する」と言っているそうです。

こういった裁判は、通常、集団訴訟の場合が多いですが、今回の場合、少ない金額で訴訟を起こせる「少額訴訟制度」というものを利用しているそうです。この女性は、「皆さん、同じように訴えて下さい!」と言っているそうです。ホンダはちょっと焦っているかもしれません。

参考資料:東京新聞:応募条件「コネのある人」宣言 岩波書店が縁故採用

毎日新聞:朝日新聞:「HVの燃費、宣伝文句以下」 米ホンダに賠償命じる

2012年2月2日

「豪雪被害」

秋田県仙北市の「玉川温泉」で大きな雪崩があり、入浴客3人が亡くなりました。 このニュース報道のため、オープニングトークはお休みになりました。

今後も大雪が予想されます。ご注意下さい。


参考資料:朝日新聞:温泉で雪崩、岩盤浴客3人死亡 秋田・玉川温泉

気象庁

2012年2月1日

「気になるデータ」

先週末、東大の地震研究所が首都圏でマグニチュード7の地震が襲う確率というのは4年で70%ですということを発表して、我々もいち早く取り上げてちょっとびっくりしましたよね。その“確率”、短期間にしてはかなり高いんじゃない?と。そうしたら今度は、京都大学の防災研究所(の研究者)が計算して発表しました。5年以内に28%。これ、かなり低くなりました。これを計算していって30年(以内)では64%。

東大のほうは4年で70%。京大大学は30年で64%? ほぼ同じような公式でやっているんです。じゃあ、どっちかが計算間違いしているのか。そういうことは東大や京大の先生方が間違えるわけがない。東大は3月31日から9月までのマグニチュード3以上の地震のデータに基づいて計算してそういう結果になった。ところが京大の防災研究所のほうは、3月11日から今年の1月21日までの首都圏で起きた地震を公式に当てはめて計算をした。ということは、9月から1月、だんだん余震が減ってきているわけですね。ですから、その地震が減ってくれば確率的にもこういう数字になるということのようです。

ただ、私たちは何を信じればいいのか?ということになる。だって政府筋の地震の調査推進本部は30年で70%と東日本大震災の前に言っていた。この東大と京大の計算というのは、震災の後でこういう新しい数字が出てきているわけです

京大の先生、こう言っています。首都圏の地下の構造というのはよく分かっていないことが多い。だいたい、こういうものは確率ではなくて、いつこういう災害が起こるかもしれないんだということを頭に入れておくことではないでしょうか。
そう言われてしまうとそうなんですけど…。


もう一つ、データのニュース。これは、はっきり言って宇都宮と浜松の方のしか関係ないんですけど、ギョーザです(笑い)。ギョーザの1年間の購入額なんですが、16年間、1位の座を守ってきた宇都宮がついに敗れました。浜松に。これ、総務省の家計調査のデータなんですよね。これに基づいて宇都宮は自分たちが1番だと言っていた。

去年、宇都宮が一世帯あたり年間で3700円余だったのに対して、浜松は4300円以上買っていて浜松が1位になったんですが、その原因なんです。やはり、大震災が起こって3月とかは本当に買う人が減った。3月以降、なかなか元に戻らなくて、ようやく12月になって宇都宮が1位になったんですって

これに対して浜松は、私たちが狙っている1位のなり方ではないと。そういう状況があって宇都宮が1位から陥落したわけで、是非、宇都宮には元の状態に戻ってほしいとエールを送っているということです。美しい話と言っていいのかどうか分かりませんけど、一時、宇都宮と浜松でケンカしていましたからねえ。まあ、ちょっとこれで良かったんじゃないのかなと思います。

参考資料:朝日新聞:首都圏M7以上の地震、京大は「5年以内に28%」

2012年1月31日

「どうする超人口減少社会」

厚生労働省が2060年の日本の人口推計を公表しました。2010年が1億2806万人ですが、今から50年後には8674万人(になる)。心配なのは、そのうち4割が65歳以上の“お年寄り”(高齢者)になるということなんですよ。

これ「合計特殊出生率」、簡単に言えば「出生率」。1人の女性が子どもを生涯何人産めるかということなんですが、この統計の基になっているのは1.36人。若干、前回の1.26人より上向いた数字になっています。この1.36人で計算して、それでもこの数字になりますよ。子どもは1人でつくるわけではなくて2人でつくりわけですから、1人の女性が2人以上産んでくれないと人口は減っていくことになる。

国連が考えている人口の年齢に対するお年寄りの割合、「高齢化率」と言うんですけど、人口に対して7%がお年寄りになったら高齢化の入り口とみるんですって。それが14%になったら高齢化社会に入りましたよと。7%から14%までにどれくらいの年数がかかるかによって高齢化のスピードというのが分かるんですが、日本はとてつもなく速くて24年間で高齢化社会に入ってしまいました

フランスは115年かかりました。スウェーデンは85年、イギリスは47年で高齢化社会になりました。日本は突出しているわけです。ところが、出生率が低下しているにもかかわらず日本政府は手をこまねいて見ているだけで、何も手を打って来なかった。ここに問題があるわけで、何人でお年寄りを支えているかという図を見てください。
1995年は4.8人(15〜64歳)でお年寄り1人を支えていました。これが2010年になると2.8人でお年寄りを1人というようになっています。じゃあ、50年後は?というと、1.3人でお年寄りを1人支える!? もう、支えきれないという状況ですよね

じゃ、この出生率、少子化の問題をどう考えればいいのか。社会保障給付金というのがあって、どのくらいの人に社会保障のお金を使っているか、100兆円のお金が要るんですが、その100兆のうち7割がお年寄りに使われているんです。年金、医療、介護…。現役の人や将来を担う子どもたちのためにいくら使われているかというと4%しか使われていない、4兆円しか。ここを増やしていかないと、子どもを産む人って増えてこないと思うんです。

出走率を上げることができるかですが、115年で高齢化社会になったフランスは、1993年に出生率1.66まで下がったんですって。それからいろいろ女性が仕事をしやすくしたり、子育てがしやすくしたりと、そういう方法を考えて15年後の2008年には2.01まで回復しているんですよ。ということは日本政府だって、やればできるはずなんです

それぞれに根本的な考え方を変えないといけないんじゃないかと思います。子どもができたら子ども手当を出す、それはけっこうですよ。それよりも、若い人たちに仕事が無い、若い人たちの収入が少ない。300万(年収)無いと子どもはつくれません、結婚できませんよという人たちがあまりにも多くて、晩婚が進んでいる。そこを底上げしないと子どもは増えませんよ

面白いのは大国、中国。今、人口が14億に近いわけです。ところが一人っ子政策をやった。このままだと2100年には9億になるんですよ。今、右肩上がりで成長しているけど、将来は暗澹たる状況になるかもしれない。逆に、いま12億のインドというのは子供に力を入れていて、教育をして掛け算(暗算)だって99×99を覚えさせて、大学を増やしてIT関連の企業がどんどん増えている

今、海外から中国に進出する企業は、中国の人たちの賃金が高くなっているからインドにシフトして行っているわけでしょ。将来を考えたら中国をインドが抜きますよ。それはインドのそういう政策が割り合い順調に行っているからじゃないのかなと思うんですが…。日本は人口がどんどん減っています。どうするんでしょうか?日本政府。お手並み拝見!たって、“お手並み”が無いんですよね、これまでずっと。深刻な問題です

参考資料:産経新聞:50年後は4割が高齢者に 経済活力低下

読売新聞:2060年の人口、8674万人に…4割が高齢者

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